yellow river

view archive #132 2018.07.31

この七月

台風。
思っていたよりも風雨が強く雨戸を閉めて回る。
台風明けの酷暑の中、バーベキュー。

豪雨。
庭の山肌に滝が出来て面白がるも、
各地の災害の状況が痛ましい。
落ちたすももも悔やまれた。

海。
早朝の海、コーヒーとパンとバナナ。
突然の濃霧で一面が真っ白。
ここはどこか?と分からなくなる感覚。
霧が晴れた青空、木々の緑、残された霧雲は
みずみずしく、きらきらしていた。

「経験したことのない」
というキャッチコピーをつけられた
東から西への台風。
思ったほどでもなく。

憧れる女性が身近にいる。
自信と充実感に溢れている。

蒸し暑い一日の終わり、夕焼け。
水色、紫、オレンジ、ピンク
意表をつく色の組み合わせにはっとさせられる、綺麗。
子どもを抱えて水平線が見えるところまで少し歩く。

トンボ、コオロギ。
てっきり秋の虫かと思っていたが、
元気に飛び回っている。

子どもは背中を反らせ、手を伸ばし、
つかまり立ちをした。
もっともっとと高いところへ手を伸ばす、
まっすぐ上を向いて。